坂本九と奥さんの柏木由紀子が二人で歩んだ幸せな道のりを探って見た!

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昭和のアイドル歌手

ok昭和が生んだ不世出のスター、坂本九さん。そして、九さんを生涯にわたって支え続けた妻、柏木由紀子さん。お二人の愛の物語は、まるで映画のワンシーンのようにロマンチックな出会いから始まりました。一目惚れから始まった純粋な恋は、やがて固い絆で結ばれた夫婦の愛へと発展。喜びも苦難も分かち合い、かけがえのない家族を築き上げました。                                              しかし、幸せの絶頂にいた家族を突然の悲劇が襲います。今回は、数々の名曲とともに人々の心に深く刻まれている坂本九さんと、彼の愛を今もなお語り継ぐ柏木由紀子さんの、知られざる愛の軌跡をたどります。

運命の出会い:トップスターと若手女優の恋

多くの人に夢と希望を与え続けた国民的スター、坂本九さん。

そして、その九さんを生涯にわたって支え続けたのが、女優の柏木由紀子さんです。

二人の物語は、まるで映画のワンシーンのようにロマンチックな出会いから始まりました。

1960年代、若手女優として活躍していた柏木由紀子さんは、ある日銀座を歩いているときに、車に乗った坂本九さんとすれ違います。

その瞬間、九さんは車内で「ああいう娘を嫁にもらいたい」と口にしたほど、由紀子さんに一目惚れしたそうです。

それから5年後、二人は偶然にも撮影所の喫茶店で再会を果たします。

この運命的な再会を逃すまいと、九さんはとっさに台本の端を破り、そこに電話番号を書いて由紀子さんに渡しました。

しかし、由紀子さんはそのメモをすぐに使うことはありませんでした。

それからさらに1年後、由紀子さんがお母様と大阪を訪れた際、偶然にも梅田コマ劇場で九さんのワンマンショーが開催されていることを知ります。

九さんの大ファンだったお母様に勧められ、楽屋に挨拶へ。

そこで再会した九さんのステージを客席から見ていた由紀子さんは、自分の方をじっと見つめて歌う九さんの姿に心惹かれ、二人の交際がスタートしたのです。

この出会いをきっかけに、二人は1年間の交際を経て結婚。

トップスターと若手女優の恋は、多くの人々の祝福を受けて結ばれました。

運命に導かれた二人の愛は、ここから幸せな道のりを歩み始めるのです。

 

 

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喜びと苦難を分かち合った結婚生活

1年間の交際を経て、29歳で坂本九さん、23歳で柏木由紀子さんはゴールイン。

多くのファンに祝福され、二人の結婚生活は始まりました。

新婚時代は、九さんの多忙なスケジュールの合間を縫って過ごす日々でしたが、お互いを深く理解し、尊重し合うことで、愛情を育んでいきました。

結婚後、二人は愛らしい2人の娘に恵まれます。

九さんは仕事でどんなに忙しくても、家族との時間を何より大切にしました。

娘さんたちの運動会には必ず足を運び、ビデオカメラを回しては、その成長を嬉しそうに記録していたといいます。

また、九さんは由紀子さんに対し、毎日のようにその日の洋服や髪型など、良いと思った点をメモに残して褒めていたそうです。

九さんの温かい気遣いが、由紀子さんの日々の喜びとなり、家族の絆をより一層深めていきました。

しかし、スターの家族であるがゆえの苦難もありました。

公の場に出れば、常に人々の注目を集め、プライベートな時間を持つことも困難でした。

それでも、二人は互いに支え合い、困難を乗り越えました。

九さんが仕事で疲れて帰宅した際には、由紀子さんが温かい食事を用意し、九さんの日々の疲れを癒していました。

二人は、仕事の悩みから些細な日常の出来事まで、何でも話し合える最高のパートナーでした。

クイズ番組『なるほど!ザ・ワールド』では、夫婦で解答者として出演するなど、お茶の間でも仲睦まじい姿を見せてくれました。

由紀子さんが九さんの衣装をコーディネートすることも多く、互いの個性を尊重しつつ、二人でひとつの家庭を築き上げていく姿は、多くの人々の憧れでした。

喜びも苦難も分かち合い、固い絆で結ばれた二人の愛は、多くの人々の心に深く刻み込まれています。

 

幸せの絶頂から一転、突然の別れ

順風満帆な結婚生活を送り、家族の愛に包まれていた坂本九さんと柏木由紀子さん。

しかし、幸せの絶頂にいた家族を、突然の悲劇が襲いました。

1985年8月12日、日本航空123便が群馬県御巣高山に墜落するという、前代未聞の大事故が発生しました。

この飛行機には、テレビ番組の収録のため大阪へ向かっていた坂本九さんが搭乗していました。

その日、自宅で九さんの帰りを待っていた由紀子さんは、テレビのニュースで事故の一報を知りました。

最初は信じられず、ただ茫然と画面を見つめていたと言います。

しかし、次々と報じられる事故の深刻さに、胸騒ぎが止まりませんでした。

九さんが乗っているかもしれないという、最悪の事態が頭をよぎったのです。

一刻も早く九さんの安否を確認したい由紀子さんは、知人の車で羽田空港へ向かいました。

その道中、カーラジオから流れる九さんの「上を向いて歩こう」を聞き、思わず涙が溢れたそうです。

その歌声は、まるで九さん自身が由紀子さんを励まし、大丈夫だよと語りかけているようでした。

空港に到着し、九さんの搭乗が確認されたとき、由紀子さんは大きな悲しみに襲われました。

しかし、ここで悲しみに打ちひしがれるわけにはいきません。

九さんの妻として、そして二人の娘の母として、気丈に振る舞いました。

残された由紀子さんのもとには、九さんの訃報に接した多くの人々から、励ましの声が届きました。

この突然の別れは、由紀子さんの人生を大きく変えましたが、九さんとともに過ごした日々が、彼女を支え続けました。

九さんの温かい笑顔、家族への深い愛情、そして「上を向いて歩こう」という九さんのメッセージ。

それらは、由紀子さんが悲しみを乗り越え、前へと進むための大きな力となったのです。

 

 

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永遠の愛:今も心に生き続ける九さん

愛する夫、坂本九さんとの突然の別れ。柏木由紀子さんは、深い悲しみと向き合いながらも、二人の娘を守り、九さんの残した想いを次世代に伝えることを決意しました。

悲しみから立ち直ることは容易ではありませんでしたが、由紀子さんは九さんとの思い出を胸に、少しずつ前を向き始めました。

九さんが生前愛用していた品々を大切に保管し、自宅には九さんの遺品を展示するギャラリーを設けました。

そこには、九さんが乗っていたメルセデス・ベンツや、愛用していた衣装などが並べられています。

由紀子さんは、これらの品々を見るたびに、九さんの温かい笑顔を思い出すと言います。

また、九さんが生前、広島のテレビ局で司会を務めていた番組の司会を、由紀子さんが引き継いだこともありました。

それは、九さんの想いを引き継ぎ、前へと進む由紀子さんの決意の表れでした。

由紀子さんの強さは、娘さんたちにも受け継がれています。

長女の大島花子さんは、九さんの歌を歌い継ぐ歌手として活動しており、母娘で坂本九さんの曲を歌うステージも開催しています。

**「心の瞳」**という、九さんの遺作となった名曲を、由紀子さんと娘さんたち、家族3人のコーラスで再レコーディングし、多くの人々に感動を与えました。

由紀子さんは、九さんとの思い出を語り継ぐことを通して、九さんの存在が今も多くの人々の心に生き続けていることを示しています。

九さんの歌声がそうであるように、九さんが家族に注いだ愛情も、時間や物理的な距離を超えて、永遠に輝き続けているのです。

由紀子さんがブログやメディアを通して語る九さんとのエピソードは、ファンにとって九さんの知られざる素顔を知る貴重な機会となっています。

九さんが亡くなってから長い年月が経ちましたが、由紀子さんの心の中では、九さんはいつまでも変わらぬ笑顔で寄り添ってくれているに違いありません。

この不朽の愛の物語は、これからも多くの人々の心に温かい光を灯し続けることでしょう。

 

 

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