山口百恵さんは1970年代にアイドル歌手として一世を風靡しました。そして三浦友和さんと結婚後は再び芸能界に復帰することはありませんでした。そんな山口百恵さんにも離婚の噂が飛び交ったことがありました。はたしてそれは真実なのか、今回はそんな山口百恵さん夫妻は今どうなっているのか、離婚は本当か?出来るだけ詳しく調査してみました。
山口百恵は離婚したのか?
山口百恵さんは離婚していません!
山口百恵さんは現在夫である三浦友和と結婚以来、ずっと仲良く、睦まじく生活を共にしてきました。
ではなぜそんな離婚説などが浮上したことがあったのでしょうか。
山口百恵さん夫妻は1980年11月に結婚してからずっと一緒に暮らしています。
しかし、どんな人にも人生には浮き沈みがあって当然なのです。
一見幸せそうに見えた山口百恵夫妻にも人生における危機らしきものがあったのは事実です。
それは夫の三浦友和さんの仕事が激減した時期があったからです。
もちろん、それまでの三浦友和さんは仕事も順調で人気も高く、仕事が無くなってしまうことなど考えられませんでした。
それまでの三浦友和さんは真面目で、好青年、優等生と言ったイメージが定着していたのです。
髪型も7・3に分けまさに実直そのもののような青年だったのです。
この清潔そのものと言った雰囲気が多くの若い層から支持を受けていたのです。
しかし、結婚して30代に入ってくるとそんなきっちり山の吉五郎のようなスタイルだけでは通用しなくなって来たのです。
当然仕事の方も激減して収入もそれに比例して少なくなって来たのです。
そんなことが続いたせいで2人は離婚するのではないか、との噂が広がって行ったのでした。
今の三浦友和さんからは想像も出来ない状況に陥っていたのでした。
しかし、そんな三浦友和さんを百恵さんはしっかりと支え三浦友和さんにとっての安らぎの場をしっかりと確保していたのです。
これがどれだけ三浦友和さんにとって救いの場となっていたことか、想像するまでもありません。
百恵さんにとってどれだけ困窮しようと、離婚という文字は百恵さんの辞書にはあり得なかったのです。
山口百恵と三浦友和の絆
仕事が無くなるとはいえ、今までの稼ぎがあるから十分じゃあないか、と思う方もいるでしょう。
しかし三浦友和さんは、このままでは自分自身も芸能界で通用しなくなってしまうのでは無いかとの不安が大きくなってきます。
アイドルと言われた時代はすでに過去のものとなり俳優一筋で来た三浦友和さんにはテレビのバラエティー番組などには性に合わないことはわかりきっていた。
そんなことで30代の一時期に三浦友和さんは仕事がほとんど無い時期を過ごしていたのです。
そのため家にいる時間が多くておかげで家事を手伝うことも多く、子育てはしっかりと手伝うことができたそうです。
それでも百恵さんは愚痴一つ言うことはありませんでした。
夫を支えることに専念したのです。
その後一念発起した三浦友和さんは優等生的な爽やか路線から脱却していろんな役柄をこなすようになって行きました。
お笑い系や汚れ役、みじめな三枚目などそれまでの役柄から180度転換した役を演じるようになって行ったのです。
これが大成功で演技の幅が広がったことから再び仕事量が増えて行きました。
それまでは「伊豆の踊子」でブルーリボン賞を受賞して以来10年以上受賞するこはありませんでしたが、1985年に「第10回報知映画賞助演男優賞」を受賞するとその後も沢山の映画賞を受賞するようになって行きました。
そして60代になるとなんと国家から表彰まで受けることが出来たのです。
最初は2012年に「紫綬褒章」、2023年には「旭日小綬賞」まで受賞することが出来ました。
三浦夫妻はお互い口に出して言う事はありませんが、2人の間には盤石たる絆が存在しているのです。
山口百恵と結婚
山口百恵さんは1980年11月19日(水)に三浦友和さんと結婚をしました。
出会ってから7年の歳月が流れていたのです。
この時山口百恵さんは21歳、三浦友和さん28歳の時でした。
この2人を結びつけた最初のきっかけはグリコのお菓子「ポッキー」のCM撮影がきっかけとなったのです。
これは神様が2人を結びつけるための舅運計らいの結果でもあったのです。
なぜならこのCMは最初、三浦友和さんではない他のタレントを起用して撮影が行われていたからです。
その場所はグアム島でした。
ここでは2人は恋人同士という設定でCM撮影が行われたのですが、帰国してから出来上がったフィルムを検証してみると、どうにも違和感があり仲良しカップルにはほど遠いものでした。
困り果てたスタッフは急遽他のタレントを捜し回ったのです。
この時に白羽の矢が立ったのが三浦友和さんでした。
当時、三浦友和さんはほとんど無名の俳優だったのですが「シークレット舞台」というテレビドラマに出演し爽やかなイメージをもっていた三浦友和さんをスタッフが覚えていたのです。
そして急遽三浦友和さんでCMの取り直しが行われました。
期日が迫り、再びグアム島まで行く余裕がなかったため、都内にある砧公園が選ばれたのです。
ここで2人は最初に出会ったのです。
出来上がった作品は非常に出来が良く、スタッフも大満足の行くものでした。
まさにイメージ通りの青春カップルの誕生だったのです。
この作品の出来があまりにも良すぎたため、その後に撮影された山口百恵さん主演の映画「伊豆の踊子」でも当然のごとく三浦友和さんが相手役として選ばれたのです。
それ以後、山口百恵さんが出演する映画にはお相手役として三浦友和さんが当然のように選ばれ続けたのです。
いつしか2人は「ゴールデンコンビ」と呼ばれるまでになって行ったのです。
そしてその7年後に2人はついに結婚まで至ったのです。
山口百恵の今
山口百恵さんは結婚してからは再び芸能界への復帰はありませんでした。
結婚後もバラエティー番組やNHKの紅白歌合戦などへの誘いもたびたびあったことは事実ですが、百恵さんはこれらの要請をすべて断り続けて来たのです。
自分のいるべき場所は家庭にあるということをしっかりと自覚していたのです、そして三浦友和さんを支えることに専念したのです。
夫である三浦友和さんでさえ、百恵さんの女優としての素質を見抜いていたため、出来れば仕事を続けて欲しいと願っていたくらいでした。
でも百恵さんの決意はブレることは無かったのです、一度引退を決意したからには再び芸能界に復帰はしないと硬く決めていたからです。
そこまでして、家庭というものを大事にしたのです。
これは百恵さんの幼少期の出来事が大きく影響しているためではなかったかと推測されるのです。
幼少期の百恵さんは極貧の生活を強いられていたのです。
父親は他に家庭を持ち子どももいたのです。
そのため百恵さん母子は4世帯が住む木造の粗末なアパートでの暮らしを余儀なくされたのでした。
2階が住居で風呂は共同風呂という状態でした。
ただ百恵さんに対しては父親は非常に優しくなんでも買ってくれたそうです。
でも母親をないがしろにする父親を百恵さんはどうしても許すことができませんでした。
後に記された百恵さんの著書である「蒼い時」では次のように語っているのです。
「私には、父はいない。一つの肉体としてのあの人が地球上に存在していたとしても、私はあの人の存在そのものを否定する。」(『蒼い時』)と記している。引用:ウィキペディア
自分の都合ばかりを優先する父親を好きになれないのは当然のことです。
そのような幼少期を踏まえ百恵さんは家庭の大切さが身に浸みていたのです。
そして家庭を守る要(かなめ)となるのが妻であり、母である自分の責務と捉えていたのです。
そんな百恵さんに三浦友和さんはどれほど助けられ、安らぎを与えられたことでしょう。
百恵さんは今キルト制作にいそしむ日々を過ごしているのです。
百恵さんがキルトに興味を持ったのは子供達がまだ幼かった頃に友達からキルトのおくるみを頂いたことがきっかけでした。
2人の息子が幼かったため家の中で楽しめる趣味にキルト制作がちょうど良かったのです。
そうしてキルトを作っていくうちに次第にキルトの魅力にはまって行ったのでした。
子育てや家事の合間に少しずつキルトの制作を続けて行きました。
そうして2019年になると三浦百恵として自身で作ったキルトの作品集を発売、これがなんと20万部を超えるベストセラーになったのです。
百恵さんがキルトの技術を向上させたのはキルト作家の鷲沢玲子(わしざわれいこ)さんに師事しその腕前をぐんぐんと上昇させて行ったからでした。
今では鷲沢玲子さんの作品展にも出展するほどのプロ級の技術をもっているのです。
山口百恵離婚のまとめ
山口百恵さんは芸能界を引退して以後は全く表舞台に出ることはありませんでした。
ひたすら夫である三浦友和さんを支え、子供達の面倒を見る日々を過ごして来られました。
そんな中にあって三浦友和さんと百恵さん夫妻に離婚の危機があったとの噂が飛び交ったこともありました。
それは夫の三浦友和さんが30代の頃の一時期に仕事がほとんど無くなってしまったことがあったからです。
三浦友和さん自身は苦しい立場にありましたが、百恵さんはいつも笑顔で夫を支えたのです。
それがどれだけ三浦友和さんの心の支えになったかは、言わずもがなです。
どんな人でも長い人生には浮き沈みがあって当然ですよね。
そこで夫である三浦友和さんは青春、真面目、優等生路線の演技の方針を180度転換した役もこなすようにしたのです。
そこから再び三浦友和さんは復活して行きました。
その後は多くの賞を受賞し、国家からも勲章を頂くほどの実力者となって行ったのです。
山口百恵さん夫妻はいまでは老境に入っており、かわいい女子のお孫さんまで誕生しているのです。
百恵さん夫妻は芸能界でもオシドリ夫婦として有名です。
離婚などありえない話しです。
これからも夫婦仲睦まじく共に白髪の生えるまで添い遂げることでしょう。
最後までお付き合い頂きまことにありがとうございました。
山口百恵のプロフィール
- 生年月日 1959年(昭和34年)1月17日(土)66歳
- 出身地 神奈川県横須賀市
- 身長 158cm
- 血液型 A型
- 職業 女優、歌手
- 配偶者 三浦友和
- 所属事務所 株式会社「ホリプロ」1973年~1980年 引用:ウィキペディア
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